ラランドの基本データ
ラランドは、ボケ担当のさーやとツッコミ担当のニシダによるお笑いコンビです。
2人は上智大学のお笑いサークルで出会い、2014年にラランドは結成されます。
ラランドは芸能事務所に所属しておらず、アマチュアの芸人として活動しています。
そんな中、ラランドはアマチュアコンビとして唯一、2019年のM-1グランプリで準決勝にまで勝ち残ったことで大注目を浴びでいます。
また、ナインティナインの「おもしろ荘」に登場したことでも話題になっています。
男女コンビと言えば、2人がカップルなのかというのが気になるところですが、ラランドの2人が付き合っているということはなく、完全なビジネスパートナーとして組んでいるようです。
さーや
さーやは1995年12月13日生まれの女性で、港区の広告会社で働きながら芸人としての活動をしています。
東京都の出身で、過去には可愛らしいルックスを活かして子役として活躍していたこともありました。
漫才ではボケを担当しており、コントの役に入り込んでテンポの良いボケを連発するのが特徴です。
ニシダ
ニシダは1994年7月24日生まれで、ラランドではツッコミを担当しています。
山口県の出身のニシダは、幼少期からお笑いが好きで、中学時代からお笑いライブに足を運ぶほどでした。
お笑い芸人になりたいという気持ちを持っていたものの、大学には行くべきだという考えを持つ親に説得され、一応大学に進学することになります。
しかし、授業について行けず、退学と復学を繰り返しながら芸人を続けて現在に至ります。
ラランドはどんなネタをするのか
ラランドは主に漫才を行っており、ハイスピードでボケの手数が多いネタを特徴としています。
2019年のM-1グランプリ予選では、子供の役をしたさーやがニシダが演じる芸能人に面倒くさいノリで絡むネタを披露しています。
漫才の実力はアマチュアのレベルを超えており、各所でその技術を絶賛する声が上がっています。
社会人や学生としての生活と両立している中で、ハイレベルな漫才を作り上げるのは本当に凄いことです。
ラランドが学生時代に披露したネタ動画はこちら↓
なぜアマチュアとして活動を続けるのか
一般人としての生活と、芸人としての仕事を両立させている理由として、さーやは「メディアフック」という言葉を使って説明しています。
芸能事務所に所属してプロの芸人になってしまうと、良くも悪くも「普通の芸人」として多くのライバルの中に埋もれてしまいます。
一方で、プロ級の腕を持ちながらも実は普段はOLや大学生だということになると、メディアからスポットライトを浴びやすくなります。
ラランドそうしたメディアに注目されるためのきっかけとして、アマチュアであるということを最大限活用しているのです。
芸人として成功するためには、笑いの実力は当然のことながら、どう自分をプロデュースしていくのかも重要です。
広告業界で働くさーやはそのことを良く理解しており、アマチュアとして活動を続けることにも戦略的な狙いが垣間見えます。
その他のアマチュア芸人
変ホ長調
アマチュア芸人と言えば真っ先に名前が浮かぶのは変ホ長調です。
彼女らは2006年のM-1グランプリで決勝戦にまで勝ち進み、大きな注目を集めました。
翌年以降のアマチュア参加者数の増加に大きな影響を与えたとされています。
ラランドのようなアマチュア芸人が活躍するようになったのも、変ホ長調の活躍が影響しているのかもしれません。
ちなみに変ホ長調は2019年のM-1グランプリにも出場しましたが、準々決勝で敗退していますが、そのネタはとても面白かったので興味のある方は観てみると良いでしょう。
まとめ
社会人や学生という立場でありながら、芸人として二足の草鞋を履くラランドはとても格好良いですね。
いくつか芸能事務所からもスカウトの声がかかっているようですが、ラランドはアマチュアとして活動を続けることを選択しています。
アマチュアながらプロ顔負けの実力を持つ、ラランドのこれからの活躍に期待が高まります。
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