はじめに
ちょっと前まで芸人は漫才とコントを両方行うコンビが多かったですが、最近は比較的昔のように分かれているイメージですね。
かが屋、ネルソンズ、ハナコなどは若手ながらコント職人のイメージが強いですし、霜降り明星、EXIT、宮下草薙などには漫才のイメージしかありません。
ただ過去には漫才とコントの両方で賞レースで結果を残す怪物のようなコンビがいました。
特筆すべきはサンドウィッチマン、そしてかまいたち、この2組でしょう。
他にもさらば青春の光、ジャルジャル、過去にはダウンタウンも漫才もコントも両方で名作を残していますね。
アンタッチャブルやパンクブーブーなど漫才師がコント漫才のフォーマットをコントに落とす例はいくつかありますがコント師が漫才を行う機会は過去を遡っても少ない気がします。
今回は生粋のコント師たちが漫才に挑んだネタを取り上げたいと思います。
コント師の漫才
さまぁ〜ず
名作「キノコの話」です。
15年以上前にお正月番組の爆笑ヒットパレードで漫才を披露しました。
私の知る限りさまぁ〜ずが漫才をしたのはテレビではこの一回だけだと思います。(悲しいダジャレを言い合うものは何度か行っていますね)
三村が二人の過去の思い出としてキノコを取りにいった話をするのですが、大竹が共有している思い出の話のはずなのに支離滅裂な質問をしていくというネタです。
あまり漫才のイメージがない二人ですが、一つ言えるのはネタの中身、2人の掛け合いともに凄まじいレベルの面白さだということですね。
コントではなくしゃべくり漫才として完全に成立していますし、ネタの中身もどこかパンクブーブーやスーパーマラドーナがいまもやっているようなネタの系譜を先取りしていて全く古さを感じさせない鮮烈なネタです。
また、大竹の飄々とした喋り方に三村の激しいツッコミなど、普段のフリートークのやりとりを漫才にも用いていてめちゃくちゃ面白いです。
たった一回きりの漫才でしたが、コント師としての実績がある才能溢れたコンビでは、漫才もこれほど高いレベルに仕上げられるんですね。
さまぁ〜ずというコンビのすごさを感じさせる動画です。
GAG
キングオブコントでおなじみのGAGも漫才を披露したことが何回かあります。
コントでも3人組ならではの展開を作り込むトリオですが、ボケとツッコミのキャラクターなどは実は漫才向きなのではという声もあります。
ゴッドタンではかまいたち山内が今年のM-1の注目コンビニGAGをあげていましたね。
個人的にはGAGのツッコミの仕方や人間味の溢れるネタ設定などは漫才という形でも跳ねると感じます。
今年のM-1に向けて漫才用のネタを仕上げていたという噂もありますね(コロナ対策で劇場がなくなり難しくなってもいますが)
トリオ漫才はかつてM-1決勝に行ったことがありませんので是非期待したいコンビですね。
インパルス
コント師のイメージがあるインパルスも何度か漫才をしたことがあります。
特にデビュー間もないころは意外とテレビでも漫才をしていましたね。
個人的に衝撃的だったのは動画は残っていませんでしたが、爆笑オンエアバトルに2回目にチャレンジした時の漫才です。
初登場でヨハンリーベルトのネタで多くの投票を集めて鮮烈なデビューとなったインパルスですが、2回目のチャレンジは漫才でこちらも高得点でオンエア獲得。
コントも漫才も一流のコンビが出てきたと衝撃をうけたのをいまでも覚えています。
板倉のネタの進め方、堤下のツッコミの熱量、掛け合いで笑いの取ることの多さなど漫才に向いている部分が多々あるコンビですね。
今ではあまり機会がありませんがまたインパルスの漫才を見てみたいです。
わらふぢなるお
残念ながら動画は残っていませんがM-1グランプリにも参加していますね。
2018年から準々決勝まで進出をして、準決勝、決勝候補にもちらほら名前があがるほどのウケをとっています。
キングオブコントの決勝でも披露した空質問のネタやツッコミが終わる前に次のボケを連打するハイテンポの漫才などネタも様々です。
コントのイメージが強いですが、漫才も近いうちにM-1の決勝を狙えるのではと思うくらいネタの質が高いですね。
インパルス同様こちらも、2人のキャラクターやツッコミの仕方が漫才にもしっかり活かされていて面白いです。
まとめ
サンドウィッチマンやかまいたち以外にも二刀流ができるコンビは多くいますね。
GAGとわらふぢなるおはM-1にもチャレンジするそうなので、漫才でも結果を残す可能性がありますね。
野田がトリプルファイナリストとなりましたが、いつの日かキングオブコントとM-1の二冠を狙えるコンビが出てくるのが楽しみです。
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