理解不能!? バラエティ番組の謎で斬新な企画まとめ! ブリーフ村ってどんな企画?

ブリーフ村テレビ番組
ネリさまぁ~ず

はじめに

テレビ番組の制作者は常に新しい企画を作り続けています。

各局が毎日、番組を放送しており、同じような内容では視聴者に飽きられてしまうためです。

その結果、共通のテーマについて1時間語り合う「アメトーーク」や、世界各国へロケに行く「世界の果てまでイッテQ!」といった人気番組が生まれました。

しかし、今までに無かった企画、誰にも考え付かないような企画を追求するあまり、一般視聴者には理解できないような変わった企画が出来上がってしまうこともあります。

ここでは、バラエティ番組で放送された、見終わった後にクエスチョンマークが残るような斬新な企画について紹介したいと思います。

斬新な企画一覧

謎に満ちたブリーフ村に潜入!(ネリさまぁ~ず)

ネリさまぁ~ずは、さまぁ~ずの2人がMCの深夜番組で2014年~2015年に放送されていました。

「練りに練った企画を届ける」というテーマで毎週新しい企画に挑戦しており、大竹が企画段階から参加していることもあり、非常に面白い番組でした。

2014年9月21日の放送回では「謎に満ちたブリーフ村に潜入!」という企画が行われたのですが、その内容が非常に斬新でした。

設定はさまぁ~ずの2人とゲストであるピース綾部が、最近発見されたブリーフ姿の人だけが暮らすブリーフ村の入村試験を受けるというものです。

ブリーフ村に到着すると、ブリーフ姿の東京03飯塚が入村試験の教官として登場し、様々な試験を行います。

試験内容としては、ブリーフ姿で行うブリーフ大相撲や、ブリーフに関する学科試験が行われます。

何のために入村試験を受けるのか、なぜブリーフで戦う必要があるのか、なぜこんな企画を思い付き放送するに至ったのか、謎だらけの企画です。

斬新すぎて悪い夢かと思ってしまうような企画は、視聴者の度肝を抜きました。

ブラ狼(ネリさまぁ~ず)

続いてもネリさまぁ~ずからの企画です。

2014年7月27日の放送回では「ブラ狼(ぶらろう)」という企画が行われました。

ブラ狼は、人狼(じんろう)ゲームのように、参加者の中に1人だけ嘘をついている人が混じっており、嘘つきの1人を会話や議論の中から全員で探し出すという趣旨のゲームです。

人狼では、嘘つきは狼として毎晩参加者を殺していくのですが、ブラ狼では嘘つき役は皆にバレないようにこっそりブラジャーをしています。

会話中の仕草やバスケットボールのドリブル、縄跳びの動きでブラ狼を炙り出す様子が非常に面白い企画です。

小学生が考えたような馬鹿馬鹿しい企画をテレビで放送しているという時点で既に笑えてしまいます。

ブラ狼ではさまぁ~ずの2人と、ゲストのドランクドラゴン鈴木、ピース又吉が登場します。

バカヤロウ徒競走(ゴッドタン)

ゴッドタンは2005年の初回放送から現在まで続くテレビ東京の深夜番組で、 おぎやはぎと劇団ひとりがレギュラーを務めています。

毎回アイデア勝負の独創的で新しい企画に挑戦しており、深夜番組ながらも業界視聴率No.1の番組だと言われています。

バカヤロウ徒競走は「人は怒りで足が速くなるのか」を検証するために、通常の徒競走のタイムと怒った時の徒競走のタイムを比較するという企画です。

1回目は普通に走ってタイムを計るのですが、2回目は挑戦者に応じたコントを見せてから走らせてタイムを計ります。

コントの内容はゲストによって変わり、コントの中でゲストを貶したりゲストが酷い目に遭ったりなど、挑戦者を怒らせるために非常に上手く作り込まれています。

コントの終了後に挑戦者が「バカヤロウ!」と叫びながら走るシーンは非常に面白いです。

どういう発想からこんな企画が生まれたのか非常に興味深いです。

インパルス板倉、平成ノブシコブシ吉村、ハライチ岩井が悩める芸人の相談に乗るという「腐り芸人セラピー」もゴッドタンの企画です。

松本ゾンビ 絶妙なタイミングで登場(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」は1989年から現在まで続く日テレのお笑いバラエティ番組です。

ダウンタウンの冠番組で、月亭方正とココリコがレギュラーを務めています。

2010年5月2日の放送回では「松本ゾンビ 絶妙なタイミングで登場」という企画が放送されました。

これは「どんなことにでも絶妙なタイミングがあるはずだ」という考えのもと、ゾンビに扮した松本人志が、ガキの使いメンバーが草野球をしている途中の最高のタイミングで出現するという趣旨の企画です。

松本は野球が始まってから29分間地中に隠れ続けて、満を持して登場するのですが、少し考えればわかる通り、野球の最中に現れるゾンビにタイミングもクソもありません。

メンバーは全員きょとんとし、なぜこのタイミングだったのかと松本を問い詰める結果となります。

その上、松本人志はこの企画で狭い地中に隠れ続けたことで閉所恐怖症になってしまったと別の放送回で明かしています。

何のために行われたのか、何を得たのか、全くわからない謎企画でした。

ゾンビとして登場した松本人志の普段の名ボケ・名フレーズ一覧はこちらです↓

全部嘘さ!!選手権(テレビ千鳥)

テレビ千鳥は2019年4月から放送が開始されたテレビ朝日の深夜バラエティ番組です。

千鳥の冠番組であり、基本的に大悟発案の企画を毎週行っています。

全部嘘さ!!選手権は、爆風スランプ「リゾ・ラバ」の歌い出しの「全部嘘さ!!」の最初の「ぜ」を最も全力で歌えるのは誰かを競うという趣旨の企画です。

千鳥の2人と麒麟川島、カラテカ矢部がサンプラザ中野くんの格好をし、交代でリゾ・ラバの「全部嘘さ!!」の部分のみ歌います。

当然のことながら、こんな企画で優勝しても何の価値もありませんし、特に景品等もありません。

無意味なことを全力でやっているという設定自体がこの企画の笑いどころでしょう。

気合が入りすぎて「ダンブ嘘さ!!」になってしまったり、逆に全然声が出なかったりと、結果的には見どころがたくさんある企画となりました。

千鳥ノブがテレビやラジオで披露した名ツッコミまとめはこちら↓

バイクメンの旅(リンカーン)

リンカーンはTBSで2005年から2013年まで放送されていたお笑いバラエティ番組です。

ダウンタウンをMCに、雨上がり決死隊、さまぁ~ず、キャイ~ン、山口智充(ぐっさん)という豪華なレギュラーメンバーが揃った番組でした。

バイクメンの旅は、ぐっさんが中心の企画で、バイクに乗って色々なところを旅するというものです。

しかし、本物のバイクに乗る訳ではなく、おもちゃのバイクのハンドルを握り、 「人動二輪車バイクメン(0cc)」 としてツーリングをします。

ただでさえ何のために行うのか謎な企画ですが、その上ロケ日の天候は最悪で、気温はマイナス1度で雪も降っていました。

当然盛り上がるはずもなく、ロケVTRを観た後のスタジオは冷え切っていました。

このコーナーの製作費は431万円だったそうで、リンカーン大反省会の対象となりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

挑戦的で面白い企画を生み出す過程で、今回紹介したようなヘンテコな企画が生まれることもあります。

面白い企画はもちろんですが、挑戦の先で生まれるこうした謎の企画にも注目したいです。

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