芸人にとってコンビ名は大事!?
お笑い芸人がコンビを組むことになり、最初に悩むのはコンビ名なのではないでしょうか。
コンビ名なんてどうでもいい、と安易に決めてしまっている芸人も多いかもしれませんが、コンビ名は一生自分に付いて回るものです。
芸人として成功するか否かも、コンビ名が一定程度影響していると言っても過言ではありません。
ここでは、そんな芸人にとって重要なコンビ名を、どういった視点で命名していくべきかについて紹介します。
ちなみにサムネイル画像のダサいコンビ名ランキングは、水曜日のダウンタウンで紹介されたもので、1位は「NONSTYLE」でした。
一般名詞だけのコンビ名はNG!?
「和牛」「磁石」「ライス」「ニューヨーク」など、既に言葉として存在する一般名詞をコンビ名にしているコンビがいますが、これは明確にNGです。
芸人にことについて興味を持って検索エンジンやSNSでコンビ名を検索してみても、既に存在する言葉であるが故に、無関係な情報も出てきてしまいます。
お笑いコンビの和牛について調べようとして「和牛」と検索しても、牧場や美味しいレストランの情報が出てきてしまうのは容易に想像がつくでしょう。
そのため、コンビについての情報を集めづらくなり、SNSなどでも情報が共有・拡散しづらくなってしまいます。
インターネット上にコンビ名以外の情報が混じってしまう一般名詞をコンビ名にするのは、避けた方が良いでしょう。
ちなみに、オリエンタルラジオは、検索ワードとして1件も引っかからないコンビ名を意図的に付けたそうです。
頭脳派のあっちゃんらしい素晴らしい戦略です。
また同様に、Aマッソも未だ存在しない新しい言葉にしようという観点で付けられたコンビ名です。
マイナス要素は排除すべき!?
「死」というネガティブな言葉を含む「雨上がり決死隊」や、シンプルに下品は「玉袋筋太郎」など、マイナス要素を含むコンビ名も避けるべきです。
雨上がり決死隊は、「死」という言葉が不吉であることから「雨上がり決志隊」と表記されることもあります。
そうした気遣いが必要な名前は、コンビ名としてわざわざ付けるべきではありません。
また「玉袋筋太郎」という芸名なだけで、子供番組や主婦向けの番組など、出演することのできるテレビ番組は減ってしまうでしょう。
売れるために付けたコンビ名が、自分の芸能活動にマイナスに働いていては本末転倒です。
ネガティブな印象の言葉は避ける等、特定の層に嫌われたりすることが無いようなコンビ名にすべきでしょう。
長すぎる名前はNG!?
これは直感的にわかりやすいのですが「コロコロチキチキペッパーズ」「POISON GIRL BAND」といった長くて覚えづらい名前は避けた方が無難でしょう。
新聞のラテ欄やSNSなどでフルネームで書かれることが無くなるためコンビの情報が探しづらくなりますし、略されることが前提なのであれば最初から短い名前にすれば良いはずです。
また、せっかく劇場やテレビで見て面白いと感じても、一発で名前を覚えられないので、ファンを作る機会を逃してしまうことに繋がる可能性もあります。
ちなみに村上ショージの娘はピン芸人をしていますが、明らかに意図的に覚えづらく発音しづらい名前を付けており、その名前は 「ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅ」 です。
名前そのもので笑わせようとしたり、どうしてもそのコンビ名でなければならなかったりなど、明確な意図が無い限り、長くて覚えづらいコンビ名は避けるべきでしょう。
「ん」を付けるべき!?
これは迷信やジンクスの類の話ですが、コンビ名に「ん」が付くコンビは売れると言われています。
実際、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインなど、挙げていくとキリがない程の多くの売れっ子芸人のコンビ名に「ん」が付いています。
「そんなの偶然だろ」「ただの都市伝説だ」と思う方も多いかもしれませんが、以下の画像をご覧ください。
これは笑っていいともの最終回に、大物芸人が大集合した画像ですが、なんと映っている全てのコンビのコンビ名に「ん」が付いています。
ここまで見事に揃うと、ただの偶然では済まされないのではないでしょうか。
「ん」を付けることに悪いことは無いはずなので、コンビ名にとりあえず「ん」を付けるだけ付けておいてみても良いような気がします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
実は、上記の条件に全て当てはまっている最強のコンビ名を持っている芸人がいます。
それは「ダイアン」です。
彼らがこうした観点からコンビ名を付けたかは不明ですが、短くて覚えやすくマイナス要素も無い上に、しっかり「ん」も付いているという素晴らしいコンビ名です。
安易に決めてしまいそうなコンビ名ですが、芸人にとっては一生共にしていく大事な名前です。
わが子を名付けるかのように、苦心して考えるべきだということがわかります。
こうした背景を知った上で、改めてコンビ名を見てみると印象が変わってくるかもしれませんね。
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