目次
はじめに
M-1グランプリの最下位をとった芸人について以前書きました。
2010年までのM-1グランプリの最下位芸人についてはすでに書きましたので、今回は新M-1グランプリ、2015年からのM-1で最下位をとってしまった芸人について書きたいと思います。
新M-1グランプリ最下位芸人
ハライチ/2015年
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新生M-1初の最下位はハライチでしたね。
誘拐犯がイカれたゲームを仕掛けてくるというネタコント式の漫才を披露しました。
ノリボケ漫才以外の良ネタもあることは見せれましたが、途中噛んでしまったりテンポが合わなかったりと単純に出来があまり良くありませんでしたね。
審査員では礼仁が高評価をしていましが、他の元王者の点数は総じて低かった印象ですね。
正統派の漫才コントを行なったのと澤部の技術の高さが評価されたのでしょうか。
テレビですでに売れていながらの参戦とのことで期待もありましたが残念な結果になりました。
この年は元チャンピオンが審査員をしていたので審査中の緊張感はほぼなかったですね。
これ以降大御所芸人審査員に再び変わりますが、島田紳助不在の影響は大きいようで以前のような悲愴感緊張感ある最下位芸人は生まれないようになりました。
相席スタート/2016年
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3番目に登場した相席スタート。
合コンで思わず振ってしまう球というネタで最下位でした。
この年の相席スタートのネタは最下位をとったネタのなかで最も良質なネタだったように感じます。
構成がしっかりしていますし、オチも決まったいて、最下位になってしまったのが信じられませんね。
この年はトップバッターのアキナ、二番手のカミナリと盛り上がりが続き最後までその勢いが持続したハイレベルな年であったこともあるでしょうね。
審査員は上沼恵美子が高評価をしていました。
マヂカルラブリー /2017年
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新M-1では最も最下位らしい最下位をとった芸人でしょうね笑
ネタは野田ミュージカル。今見返すとそこそこウケてるのですが審査員の点数は総じて低く、博多大吉は80点をつけようかと思ったとのちにコメントをしていました。
マヂカルラブリー は旧M-1の頃から予選でのウケ方がすごく、なんかコンビでしたので悲願の初決勝で最下位になってしまったのは残念でしたね。
この年は上沼恵美子が最下位マヂカルラブリーコメントで厳しいことを言い、その後野田が服を脱いだことで話題になりました。
未だにいじられたりネタにしているところを見ると最下位だったことはむしろマヂカルラブリー にとっては良かったかもしれませんね。
ゆにばーす/2018年
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この前の年にトップバッターながらネタの面白さと笑いの量で大絶賛されたゆにばーすでしたが、残酷なことにその翌年に最下位になってしまいます。
遊園地でのロケというネタですが、間があまりあっていなかったのと川瀬名人が序盤噛んでしまったのが痛かったですね。
ヘドが出るわ!というパンチラインのセリフも噛んでしまった影響で不発。その後は重い空気を引っ張ったまま終わってしまった印象でした。
ノンスタイル石田はラジオで2人の演技力に触れ、やりたいネタとその表現力が見合っていないとかなり厳しい言葉を言っていましたね。
志らく、富澤など審査員からも厳しいコメントと点数が続き、昨年の好成績を一掃してしまう厳しい結果となってしまいました。
ニューヨーク/2019年
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最も最近最下位をとったニューヨークですけ。
ネタはラブソング、ニューヨークの中ではかなり変則的な歌ネタを準決勝にぶつけ、上がった勢いそのままに決勝でも披露していました。
歴代最高レベルと言われる2019年。最下位のニューヨークでも笑いの量は大きかったですね。
歌ネタは難しいが、たくさんの笑いをいれてると上沼恵美子、オール巨人が褒めていて、立川志らくは技術の高さに言及していましたね。
物議を醸したのが松本の笑いながらツッコミをするのが好きじゃないというコメント、その返しでもまた笑いをとる大活躍でした。
さいごに
新M-1になってから最下位をとったしまった芸人の面白さもかなりのものですね。
相席スタート、ニューヨークは最下位と思えないほどのウケをとっていてM-1のレベルが上がっているのがわかりますね。
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