松本人志はいつ引退する? 自身の引き際について語った内容まとめ!

松本人志の引退芸人
松本人志

はじめに

デビュー当初から大人気で、今もなおお笑い界の頂点に君臨するダウンタウンの松本人志ですが、2020年2月時点で56歳になります。

未だに数々の冠番組を持ち、様々なメディアで大活躍していますが、年齢を考えると引退の時期がそこまで遠くないように思えます。

ある日突然「松本人志が引退を発表!」といったような報道があるかもしれないと考えるとファンの1人としてとても不安で悲しい気持ちになります。

そこで「松本人志はいつ引退するのか」「自身の引退の時期についてどう考えているのか」を著書やテレビ番組での発言をまとめて考察したいと思います。

『遺書』で語った引退(31歳)

松本人志は1994年に自身が書いたエッセイをまとめて『遺書』として発売しています。

当時31歳だった松本人志は『遺書』の中で、自身の引退についてこう語っています。

コメディアンは、スポーツ選手とかと一緒やと思うから、絶対どっかで引退せんと。ほんまは動けてないねんけど、動けてるふりしている人いっぱいいるじゃないですか。動けてるというのは、発想という意味ですけど。(中略)ぼくのピークといわれれば、わからないですけどね、まあいって四十じゃないですか。そのあと、俳優だとか司会だとか、とにかく形態を変えてまで芸能界に残りたくないですからね。

31歳の人気絶頂だったころの松本人志は、40歳頃が引退の時期だと考えていたようです。

自身の能力が衰えた状態で芸能界にしがみ付いてまでお笑いを続けたくない、というのは笑いのカリスマである松本人志らしい考え方です。

若かりし頃の松本人志の目には、既に全盛期の力を失ったにも関わらず、周囲に持ち上げられながら必死で過去の栄光にしがみ付く老人たちが醜く見えたのでしょう。

しかし、実際は松本人志は40歳を過ぎても引退せずに芸能活動を続けています。

その理由としては、想定よりも自身の発想力が衰えなかったことに加え、40歳までに自身の目指す笑いのゴールが達成できなかったことがあるようです。

ちなみに以下の記事では松本人志が『遺書』で語った「面白い人間の3つの条件」について紹介しています。

『ワイドナショー』で語った引退①(52歳)

2014年10月5日に放送された自身の冠番組『ワイドナショー』で、当時52歳の松本人志は自身の引退時期について語っています。

『遺書』っていう本を書いた時は、オレは30歳ぐらいだったんですよ。すごいこう…乗ってたんですよ。想定で、40(歳)ぐらいでやることなくなるやろっていう。ところが40(歳)から先が思ったほど上手くいかなかった。

『遺書』を書いた30歳頃の松本人志はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍しており、全ての笑いのパターンをやり尽くしてしまうのではないか、と言われる程でした。

しかし、実際に40歳になるまでに『ダウンタウンのごっつええ感じ』が放送終了し、それに伴い週刊誌からバッシングを受けたこともあり、30歳の頃の自分が思っていたようなお笑いができていませんでした。

また、現在の活躍を見てもわかるように、コメントの発想力や瞬発力といった笑いの力も衰えることはありませんでした。

そのため、過去の考えを改め、自身の目指す笑いのゴールを達成するために、現在も芸人としての活動を続けることを選んだのでしょう。

『ワイドナショー』で語った引退②(56歳)

『ワイドナショー』の2020年2月2日の放送回では、56歳の松本人志はゲストに自身の引退のビジョンを問われた際にこう答えています。

よく聞かれるんですけど。コンビなので自分の好き勝手に辞められない。ひとりだったらもしかしたらもう辞めているかもしれないですね。

56歳の松本人志には、個人としては芸能界でやり残したことはないのかもしれません。

M-1グランプリ、キングオブコント、IPPONグランプリ、ドキュメンタルといった様々な種類のお笑いをメディアでやり尽くし、自身の目標は達成したといったも良いのでしょう。

また、収入面でも遥か昔から一生遊んで暮らせるほどの稼ぎはあります。

それでも松本人志がお笑いを続けるのは、自身の存在の偉大さによって、 相方の浜田も含め、周囲の人の期待に答え続けなければならないという使命感によるものでしょう。

『ワイドナショー』での発言からは、彼の笑いを楽しみにしている人がいる限り、自分一人の決断では辞めることを許されないという義務感が読み取れます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私自身もファンの一人として、できるだけ長く松本人志のお笑いを見たいと感じています。

これからもテレビ番組で長く松本人志の活躍が見れることを期待したいです。

以下の記事では、松本人志が番組で見せた数々のボケを特集していますので、興味のある方は是非ご覧ください↓

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