はじめに
囲碁将棋が昨年のM-1グランプリでラストイヤーを迎えましたね。
東京吉本の実力派漫才師として過去にもM-1グランプリの準決勝の常連となったコンビでした。
囲碁将棋はニューヨークのyoutubeなどでもよく話されているますが、ネタ中に芸人が袖に集まる芸人としてよく話されていますね。
囲碁将棋はボケの文田とツッコミの根建からなるコンビです。
ボケやネタの設定に独自性があり、ダブルボケのネタもよく行う様なボケツッコミがストロングスタイルなのが魅力なコンビです。
今回は囲碁将棋の過去の名作ネタをまとめてみました。
囲碁将棋の名作ネタまとめ
副業
M-1グランプリ2015の準々決勝で披露したネタです。
副業をしようという文田に対し根建がどんな仕事をしたいのかと聞くというネタです。
行列ができるけどスープに納得行かなかったら絶対に店を開けないラーメン屋といった本業だとしても極め切った人がやるようなことを副業でやりたいと生意気を言う文田に根建がまくし立ててツッコミます。
後半は根建が副業の構想を話すという形でダブルボケのスタイルになっているのが凄いですね。
根建は副業は企業努力を大事にすると言いながら企業努力のする余地があまりないようなビジネスのプランを話すと言う逆転でボケていく構成がすごいです。
ちょっと毒のあるネタの切り口や、お互いにボケ合う笑い飯のような殴り合いが見える囲碁将棋の良作ですね。
バーナム効果
こちらは屋外でやっているもので短略化されています。
バーナム効果とはあなたは人と過ごすのが好きですが、時には1人の時間も大切にしたいタイプですね?といった基本的に誰にでも当てはまる内容を質問して信じさせやすくするという占い師がよく用いる手法です。
文田が実践しようというのですが、バーナム効果に見せかけて、食券のある食堂で食券買い忘れたことがありますね?といったただのあるあるネタを言うというネタです。
とても良い設定のしゃべくり漫才ですね、単純に笑えます。
囲碁将棋はネタの切り口に共感性が高いことが多く、このネタもボケの切り口がとても面白いです。
本題とはあまり関係ないですが、バーナム効果についてまとめたブログを以下に記載します。
銭湯
THEMANZAI2014の決勝で披露したネタですね。これもストロングスタイルのダブルボケしゃべくり漫才です。
銭湯で湯船タオルをいれるのを汚いと言う人がいるけど、それ以前にみんな湯船に肛門をつけているんだからもはやタオルをいれるのはどうでもいいというとんでもない理論を文田が唱えるというネタです。
もともと文田の理論は常識的に考えたらおかしくボケの役回りをしているのですが、タオルを風呂につけてはいけないという根建の主張が途中から狂った方に行き後半は自然にボケが入れ替わるというとんでもない仕掛けをもったネタになっています。
笑い飯や他の囲碁将棋のように完全にブロック分けをしてボケを入れ替えるネタはよく見ますがしゃべくり漫才での口論中に自然にボケツッコミが入れ替わるというのは凄いですね。
囲碁将棋はネタのスケールの小ささが魅力のコンビだと個人的には思います。このネタも共感できるところが多く、囲碁将棋の代表作となりました。
隣の部屋の女子大生
M-1グランプリ2010の準決勝、敗者復活戦で披露されたネタですね。
囲碁将棋がM-1グランプリの決勝に進む可能性が最も高かったのはこの年に感じます。
内容は男子ノリ全開、隣の部屋の女子大生の話をしながらボケもツッコミも熱中して行きます。
話の盛り上がりポイントで文田がパワーのあるボケを次々にしていくことで大きな笑いをなんども巻き起こす構成になっています。
「森伊蔵持ってくわ」などボケともとれるようなツッコミ根建の反応もいいですね。
後半はネタが急展開を迎え、そこからは根建のリアクションが笑いの肝になっていきます。
男子ノリというのは囲碁将棋の魅力の大きなポイントだと考えています。
それが全開に出ている囲碁将棋史上最大級の傑作ネタですね。
まとめ
囲碁将棋は独特の切り口でネタをするとても魅力的なコンビですね。
M-1グランプリでは決勝に進むことができませんでしたが、THEMANZAIのサーキットでもネタの多さと強さが光っていましたね。
あまりyoutubeなどにネタが上がっているコンビではないので、是非大宮の劇場などで見て欲しいコンビです。
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