はじめに
お笑い芸人は人前で涙を流すところをあまり見せませんが、特にダウンタウンはそういったことがほとんどありませんね。
浜田に関しては時々感情を見せることもありますが、松本、特に若い頃の松本人志は冷静で涙を人前で見せることはほとんどなかったように感じます。
今回はそんな中、松本人志が涙ぐんだ数少ない場面を取り上げたいと思います。
松本人志が泣いた場面
リンカーン/ミッドナイトリンカーン
明確に涙を流していたわけではないですが、真っ先に浮かんだのはリンカーンのこちらの企画ですね。
レギュラーメンバーがドライブに乗りながらラジオから流れる感動話を聞き心を洗うという企画です。
全部で4本の話が流れますが、3本目の中川家剛が弟と共にパニック障害を克服していく話を聞いた際にレギュラー陣の中で涙を流すものが多く、ダウンタウンの2人も目を潤ませていました。
その後、「野球のチケット」という、貧乏な母と子が野球のチケットを貰い観戦に行くのですが、もらったのが優待券であり、球場に入らず外でお弁当を食べたという話に、貧しい家庭に育ったダウンタウンが聞き入っていましたね。
その後に流れる「チキンライス」松本の幼少期の貧乏体験、そんな中でも親を気遣う気持ちを歌った歌がラジオの物語とリンクし、深い感動を呼びました。
普段決して泣かないダウンタウンの2人も目を潤ませて少し拭う様子がありましたね。
この頃は松本がまだ尖っているころですので一際貴重な映像ですね。
ガキの使いやあらへんで/浜田への手紙
浜田の誕生日にレギュラー陣がそれぞれ手紙を読むという企画でも涙ぐんでいましたね。
松本に番が回ってくるまでのココリコ、方正の手紙でも既に感動の空気が溢れていましたが、松本の手紙の番になり読み上げた時に声が潤んでいました。
その後、少し読んだところで松本が涙ぐみ手紙を読むのを中断。その内容は明かされないままになりました。
この手紙の内容が明かされる日はいつか来るのでしょうか。
ダウンタウンのコンビ愛を感じさせる映像でした。
さや侍/記者会見で
テレビではありませんが、さや侍の記者会見で松本人志がゲスト出演した竹原ピストルについて語る場面で涙ぐんでいましたね。
才能がある人が評価されないのが悔しいという竹原ピストルへの熱い想いを吐露したときのことです。
松本は竹原ピストルをかなり以前より応援していて、その気持ちが出てしまったようですね。
その後、彼が紅白歌合戦に出場が決まった時も、NHKホールのお客さんは彼の生歌にびっくりすると思う。と熱いコメントを送っていました。
放送室/原爆について
松本の涙で最も印象に残っているのはこちらですね。
アメリカ人の多くが、第二次世界大戦で原爆を使用したことは戦争の早期終結に必要だったというアンケート結果、その生の声を取り上げたニュース番組に対して最初は強い憤りを感じていました。
今後、そういうことを言ってる人がいたら、電話してください。僕、そこに行きますわ。行って僕が話します。
と静かながらに怒りに声を震わせていましたね。
その後は怒りが爆発。
原爆においては日本は被害者なのだから被害者が被害者の子供に原爆はいけないと伝えても意味がない。加害者が伝えないといけない。
学校の朝礼で集まっている生徒に集まりが遅いと怒ってるのと同じだ。
アメリカの子供達は原爆の恐ろしさを学んでいるのか。
早期解決のためなら、何故二発落とす必要があったのか。試したかったんじゃないか、性能を見たかったんだ。
と原爆への怒りに声を震わせて、後半は悔しいんですよ、と泣きながらに訴えていました。
途中泣いている方は高須が突っ込んだことで判明し、映像には残っていませんがここまで感情をあらわにする松本人志も珍しかったですね。
松本人志の愛国心や日本人としての誇りを感じさせる瞬間でした。
さいごに
他にも、島田紳助の企画したトライアスロン企画で一般人の男性の応援をする企画の際や、結婚パーティーに甲本ヒロトがゲスト出演して日曜日よりの使者を歌った際に泣いていたという証言がありますね。
コメント