芸人のテレビでの大学受験企画まとめ!! 受けた大学と結果は!?

テレビ番組

芸人には地頭が良い人が多い!?

お笑い芸人は馬鹿にはできない職業です。

観客を笑わせるためにネタの構成や要素を考えたり、咄嗟のトークで頭をフル回転させて瞬時に面白い発言をしたりなど、笑いを生むには地頭が良くなければなりません。

テレビ番組を観ていると「お笑い芸人って頭良いな」「よくこんなこと思いつくな」と感心したことがあるという経験が誰にでも一度はあるのではないかと思います。

勉強はしてこなかったため学歴は無いものの、頭の良さはピカイチの芸人は数え切れません。

すると、そんな地頭の良さを持ちながらもこれまで勉強をしてこなかった芸人が、実際に本気で受験勉強をして大学を受験したら合格できるのか、興味が出てくるのではないでしょうか。

実際にバラエティ番組では、芸人が本気で大学合格を目指すという受験企画が過去何度も行われてきました。

長期に渡って勉強する姿を追いかけ、視聴者が一体となって芸人を応援する企画は非常に盛り上がる者です。

ここでは、過去に実際に行われた受験挑戦企画をまとめ、その内容と結果を振り返っていきたいと思います。

大学受験企画まとめ!!

『進め!電波少年』坂本ちゃん・東京大学

『進め!電波少年』は1992年から1998年に日本テレビで放送されていた伝説的なバラエティ番組です。

猿岩石として有吉弘行がユーラシア大陸横断のヒッチハイクを行い、大人気になるきっかけとなった番組として記憶している方も多いのではないでしょうか。

そんな中、 「電波少年的東大一直線」という企画では、坊主にハチマキ、学生服がトレードマークの坂本ちゃんというお笑い芸人が本気で8か月間勉強し、東大受験をするまで密着をしました。

坂本ちゃんが卒業した高校は偏差値50程度の中堅高校でしたが、彼はその中でも最低レベルの学力で、四則演算すらもギリギリできるレベルでした。

どう考えても無謀な挑戦でしたが、放送が続くにつれ、坂本ちゃんがひたむきに勉強を続ける姿勢に視聴者は「もしかしたら合格するんじゃないか」「本当に東大に入るかもしれない」と期待するようになります。

そしてようやく本番の日を迎えるのですが、結果はセンター試験の時点で足切りとなってしまい、不合格でした。

やはり日本一の大学である東大はそう簡単に入れるものではありませんでした。

その後、坂本ちゃんは目標を東大から切り替え、14校もの私立大学を手当たり次第に受験します。

その結果、早稲田大学、慶應義塾大学、法政大学などの大学は不合格だったものの、 青山学院大学や明治大学、日本大学など、計8つの大学には無事合格することができました。

単にテレビの企画で遊び半分で受験していたわけではなく、しっかり名門大学に合格した坂本ちゃんは流石です。

最終的に坂本ちゃんは日本大学の文理学部に進学することを決め、受験企画は幕を閉じます。

『ウンナン世界征服宣言』 内村光良・日本大学

『ウンナン世界征服宣言 』は1992年から1995年に日本テレビで放送されていたウッチャンナンチャンの冠バラエティ番組です。

この番組の中で「日芸合格への道」という企画が行われ、内村光良は若かりし頃に憧れていた日本大学芸術学部への合格を目指しました。

内村光良は若い頃、映画監督を夢見ており、映画好きの青年からしたら日芸大は憧れの大学です。

この学校は英語と国語の2科目の一次試験と、実技と面接を含む二次試験から成ります。

内村光良は本気で勉強し続け、見事日芸大の一次試験を突破します。

しかしながら、二次試験の面接では合格するためには芸能活動を完全に休業することを求められます。

ウッチャンナンチャンは人気絶頂の頃で、当然芸能活動を完全に辞めてまで日芸大に入ることはできません。

内村光良はあと少しのところで日芸大への入学の夢を断念することになります。

結果的には合格は叶いませんでしたが、かなり惜しいところまで進んだ企画だと言えます。

ちなみに、日芸大には入れなかったものの、後に内村光良は映画監督として映画を撮るという夢を達成することになります↓

『めちゃ×2イケてるッ!』 岡村隆史・筑波大学

『めちゃ×2イケてるッ!』は1996年から2018年にテレビ朝日で放送されていたナインティナインの冠バラエティ番組です。

この番組の中で1999年に受験企画が行われ、岡村隆史は第一志望の筑波大学と第二志望の早稲田大学への合格を目指しました。

岡村は科目ごとに一流の大学に通う家庭教師をつけ、万全のサポート体制で挑むものの、センター試験で惨敗してしまいます。

数学に至ってはわずか4点しか取れませんでした。

センター試験での足切りがある筑波大学は受験することができなかったため、早稲田大学一本に絞って受験をします。

早稲田大学には小論文の試験があり、そのテーマはなんと「笑いについて」でした。

岡村は自分が笑いの仕事をしていることと、笑いについての本気の思いを書いたものの、その他の科目が足を引っ張ったためか、結局早稲田大学も不合格となります。

笑い一本の力では、早稲田大学のような一流の大学に入ることはできなかったようです。

合格は叶わなかったものの、その小論文は一度は見てみたいものですね。

『レコメン!』 小島よしお・慶応義塾大学

『レコメン!』は2003年から文化放送で生放送で行われているラジオ番組です。

その番組の中で、2010年の春に小島よしおは慶応義塾大学を受験することを宣言しました。

小島よしおは早稲田大学を卒業しており、元々の学力についてはお墨付きです。

もし合格すれば早稲田、慶応の2つの名門私立大学を制覇することになるため、注目を集めました。

番組の企画として小島よしおの受験を追いかけていた訳ではありませんが、その翌年の3月、受験結果を報告します。

結果は不合格でした。

やはり芸能活動を続けながら受験勉強も両立させるのは難しかったのでしょう。

小島よしおは不合格の理由を勉強不足だったと語っています。

『得する人損する人』 オードリー春日・東京大学

『得する人損する人』 は2013年から2018年に日本テレビで放送されていた情報バラエティ番組です。

その中で、2018年にオードリーの春日が東京大学を受験するという企画が行われました。

春日は元々日本大学を卒業しており、ある程度の頭の良さはあり、全く無謀とは言えない挑戦です。

春日には専属の家庭教師が付き、持ち前の忍耐力で1日13時間も勉強していたそうです。

ボロイ家での倹約生活やボディビルなど、一度決めたことにはストイックに取り組む春日なら、もしかしたら本当に合格するんじゃないか、というワクワク感がありました。

しかしながら、結果はセンター試験の時点で足切りとなり、不合格でした。

やはり東大合格はそこまで甘いものではなかったようです。

センター試験では約5割の得点率で、他の大学であれば合格できないことも無いという点数でした。

しかし春日は「いや、やっぱり東大って言ってたから」と潔く諦めました。

不合格ではありながらも、多くの受験生に勇気を与え、春日の株を上げた良い企画でした。

『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』 ロンブー淳・青山学院大学

『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』は2018年にAbemaTVで放送された企画で、ロンドンブーツの敦は青山学院大学への合格に挑戦しました。

勉強というもの自体にコンプレックスがあった淳が「いつからでも勉強ができることを証明したい」という想いの下、受験に挑みます。

淳はプロの講師にみっちり勉強を詰め込まれ、100日という短い期間ながらも本気で勉強に取り組みます。

ペースは遅いものの、じわじわと点数を伸ばし続け、いよいよ受験の日を迎えます。

結果は青山学院大学の全ての学部で不合格でした。

やはりこれまで勉強してこなかった人間が3ヵ月ちょっと勉強したぐらいで入れるほど甘くはなかったようです。

しかしながら、この企画を終えても淳は「法学を学びたいっていう気持ちは変わらない」と語っています。

そして実際にその後、淳は企画とは別に慶應義塾大学の通信課程に入学しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

意外に多くの芸人が大学受験に挑戦しており、驚いたという方も多いのではないでしょうか。

やはり芸能活動と受験勉強を両立させるのはかなり難しいようで、成功率はあまり高くないようです。

しかしながら、一生懸命に勉強している姿を見ていると、自分が受験生の立場でなくても勇気を与えられ、応援したくなります。

これからも視聴者が一緒になって応援できるような受験企画が行われるのが楽しみです。

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