霜降り明星せいやのココが凄い!! 粗品「じゃない方」ではない!?

霜降り明星せいや芸人

霜降り明星ってどんなコンビ?

霜降り明星はボケ担当のせいや(写真左)とツッコミ担当の粗品(写真右)によって2013年に結成されたコンビです。

2018年M-1グランプリのチャンピオンであり、お笑い第7世代を代表する漫才コンビです。

せいやは26歳、粗品は25歳という若さでM-1グランプリで優勝し、これは歴代最年少の記録となっています。

この記録はこれからもしばらく破られることは無いでしょう。

そして粗品は翌年の2019年R-1ぐらんぷりでも優勝し、テレビ朝日で冠番組である『霜降りバラエティ』も開始するなど、今最も勢いのある芸人と言えます。

霜降り明星は粗品が凄いだけ?

今や霜降り明星をテレビで観ない日は無いと言っても過言では無い程ですが、中には「霜降り明星は粗品が凄いだけでせいやは粗品のおまけだ」「霜降り明星の漫才において、せいやは粗品のフリップでしかない」といった意見もあります。

実際、粗品はピン芸人として2012年のオールザッツ漫才で19歳という若さで史上最年少で優勝しており、次世代のお笑い界を担う天才として注目を集めていました。

それに加え、R-1ぐらんぷりでも粗品が1人で優勝したことも相まって、「粗品→凄い」「せいや→粗品のおまけ」というイメージが付いてしまったのでしょう。

しかし、そうした評価は短絡的であり、大きな間違いです。

ここでは、霜降り明星せいやの隠れた魅力について紹介していきます。

せいやのココが凄い!

ネタ作りの能力が高い!

せいやはネタ作りの能力が高いです。

霜降り明星のネタは粗品が1人で考えていると思われがちですが、実は2人で作っています。

霜降り明星の漫才の作り方は、最初に1つのテーマを決めて、それぞれアイデアを出し合ったものを組み合わせ、1つの漫才に組み上げるというものです。

2人のアイデアを盛り込んだ漫才でM-1を優勝していることからも、粗品と同様、せいやもネタ作りの能力が高いことがわかります。

また、2018年のR-1ぐらんぷりでは、せいやも決勝に進出しています。

粗品も同年のR-1ぐらんぷりで決勝に残っていたので、コンビがそれぞれR-1の決勝に残って、コンビ対決が観られるのではないかと話題になったことは記憶に新しいです。

こうしたことからも、霜降り明星の漫才は粗品の力だけでなく、せいやの力も組み合わさって生まれているのだということがわかります。

漫才「新学期」【霜降り明星】1/100

モノマネのレパートリーが多い!

せいやは非常に多くのモノマネのレパートリーを持っており、その完成度もかなり高いです。

明石家さんまや坂田利夫、笑福亭仁鶴など、そのレパートリーは100個を超えています。

しかもどのモノマネもかなり似ており、モノマネ芸人顔負けのクオリティでやってのけます。

芸能人だからこそわかる、楽屋挨拶モノマネは必ずウケを取るテッパンのネタです。

【裏側】せいや楽屋挨拶モノマネがリアルすぎる大御所芸能人完コピ【霜降り明星】

世の中の流れを巻き込む力が凄い!

せいやはキャッチーなフレーズを使って世の中の流れを作る推進力を持っています。

今や各メディアで当たり前のように使われている「お笑い第7世代」という言葉はせいやがラジオ番組の中で生み出したものです。

自分たちの仲間を「お笑い第7世代」という魅力的なフレーズで括ることで、自らを上手くプロデュースすることに成功しています。

その他にもSNSで「#ワンコインモノマネ」「#無意味音楽」といったハッシュタグを流行らせたり、芸人YouTuberとして早い段階から活動を始めたりなど、世の中の流れを掴むのが上手いです。

笑いだけでイジメを克服した過去あり!

せいやは高校時代にイジメられていましたが、笑いの力だけでそのイジメを克服したという伝説的なエピソードがあります。

すれ違いざまに肩を殴られる、窓から足だけ掴まれて体を外に出されるといった、かなり壮絶なイジメだったようです。

ストレスで髪も抜け、精神的にもボロボロになりながらも、何とか学校には行き続けるというギリギリの状況でした。

そんな中、せいやにとって大きな転機となる出来事が起きます。

文化祭でクラスの出し物として劇をやることになり、せいやはイジメの一環として、コントを書いてこいと命令されます。

せいやは当時から笑いに自信があり、「リアル桃太郎」というコントを一晩で書き上げます。

おばあさんが先に、桃を開けてしまい、帰ってきたおじいさんが、赤ちゃん見たときに「誰の子や。桃から生まれるわけないやろ」と言って、おじいさんとおばあさんがパニックになるというコントです。

設定だけでも面白そうなコントだということが伝わってきます。

これを発表するとクラスの皆のせいやを見る目が変わり、実際に文化祭でも賞を受賞し、壇上で表彰されることになりました。

そこで高らかに「笑いでイジメを跳ね返したぞー!」と宣言し、会場は大盛り上がりしたそうです。

こうした体験からも、せいやは笑いに対して特別な思い入れがあるのでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

粗品の陰に隠れがちなせいやの意外な魅力が明らかになりました。

今後テレビを観る際も、粗品だけでなく、せいやの発言に注目してみると良いかもしれませんね。

これからも霜降り明星の活躍に期待が高まります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました