目次
劇団ひとりの基本プロフィール
劇団ひとりは1977年2月2日に生まれた千葉県千葉市出身のお笑い芸人です。
本名は川島省吾(かわしま しょうご)です。
1992年から芸人としての活動を始めており、太田プロダクションに所属しています。
当初は「スープレックス」というコンビを組んでいましたが、解散してからはピン芸人として活動しています。
お笑い芸人としてはもちろん、映画監督や役者、作家としてもマルチな才能を発揮しています。
2009年にタレントの大沢あかねとの結婚を発表しました。
劇団ひとりはお笑い芸人?
お昼のバラエティ番組でのタレントとしての顔や、映画監督や作家などの文化人としての顔の印象が強く、劇団ひとりはお笑い芸人らしくないと感じている人も多いようですが、それは大きな間違いです。
上手く場を回したり他の共演者を盛り上げたりするタレントとしての顔を持つ一方、『ゴッドタン』などの深夜のお笑い番組では、笑いを貪欲に求める「芸人」として大活躍しています。
『ゴッドタン』のプロデューサーである佐久間宣行は、劇団ひとりの変態的な芸とお茶の間タレントを両方できる点を高く評価しています。
劇団ひとりも『ゴッドタン』に対しては特に強い思い入れがあるようで、『ゴッドタン』の製作費が無くなって番組が終わるぐらいなら、自身の出演料をタダにしてでも続けたいと語っていたこともある程です。
劇団ひとりがそれほど熱い想いで取り組んでいる『ゴッドタン』を観たことがない方は、是非一度は観てみることをオススメします。
劇団ひとりはどんなネタをするの?
最近はネタを見せる機会はありませんが、劇団ひとりはその名の通り、様々なキャラクターを一人で演じ分ける芝居風のコントを得意としています。
数多のキャラクターを演じ分ける演技力は非常に評価が高く、役者として映画やドラマに出演するほどです。
高い演技力は面白いコントをより面白く見せるのに非常に重要であり、劇団ひとりはその能力をコントに最大限活かしている芸人だと言えるでしょう。
また、自由に泣くことができるという特技も、一人コントを面白くする要因の一つです。
以下の記事では劇団ひとりを初めとしたお笑い芸人のホラーネタを特集しています。
劇団ひとりのマルチな才能に注目!
映画監督としての劇団ひとり
劇団ひとりは、2014年に公開された『青天の霹靂』で、映画監督としてもデビューしています。
これは自身の小説を自身が監督して映画化したものです。
大泉洋演じる売れないマジシャンが40年前にタイムスリップし、若き日の両親と出会い、自らの出生の秘密を知るというストーリーです。
劇団ひとり本人も、若い頃の主人公の父親役を演じ、大泉とコミカルなやりとりを行います。
以下の記事では劇団ひとりを初めとした、映画監督として活躍する芸人を特集しています。
役者としての劇団ひとり
劇団ひとりの演技力は、コントだけでなく映画やドラマの芝居でも高い評価を受けています。
日本アカデミー賞で10冠に輝いた映画『八日目の蝉』を初めとして、数々の映画・ドラマに出演しています。
また『ゴッドタン』の『キス我慢選手権』は、キスを迫る美女の誘惑に耐えながら、あたふたする芸人を見て笑うという単発企画でしたが、劇団ひとりの高い演技力で最終的には映画化にまで至りました。
この『キス我慢選手権 THE MOVIE』はパート2が作られる程の大ヒット作となりました。
作家としての劇団ひとり
劇団ひとりは小説家としても大活躍しています。
今でこそ芥川賞を受賞したピース又吉など、芸人が小説を書くということが一般的になっていますが、劇団ひとりはそうした風潮が始まる遥か前から小説を執筆しています。
劇団ひとりのデビュー作である『陰日向に咲く』は2006年に発売され、100万部を超えるベストセラーとなりました。
これがきっかけに今の芸人の小説ブームが始まったと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
文化人としての才能も持ち合わせながら、お笑いに対して熱い情熱を注ぎ続ける劇団ひとりの魅力が少しでも伝わったのではないでしょうか。
様々な才能を持つ劇団ひとりですが、個人的には『ゴッドタン』で見せるような芸人としての才能を見せている劇団ひとりが一番輝いているように感じます。
これからも劇団ひとりの活躍がテレビで観られることに期待が高まります。
コメント